2009年6月アーカイブ

6月は梅雨の季節。梅雨入りは壬の日(みずのえのひ)とも呼ばれ、梅雨の語源は湿度が高くカビが発生しやすいことから「黴雨(ばいう)」が「梅雨」に転じたという説と、この時期には梅の実が熟する季節であるため「梅雨」と呼ばれるようになったという説があります。いずれにせよ、夏に向かって気温は上がり、雨によって湿度が高まるため、カビが発生しやすく、また食べ物が傷みやすいため、食中毒の発生の高い季節です。
消化器系の働きを高め、生食に気をつけることが大切です。また、時間の経ってしまったものは、必ず再加熱をするようにしましょう。手をよく洗うこともお忘れなく。

「薤:らっきょう」の基礎知識
ユリ科の多年草で、オオニラ、サトニラとも呼ばれています。特有のにおいと辛みを持ち、栽培1年目は粒が大きく、2年目には分球するため数が多くなり小粒になります。原産地は中国で、日本には薬用植物として平安時代に渡来し、野菜として栽培が始まったのは江戸時代といわれています。葉つきで若い鱗茎を生食するエシャロットは早取りしたらっきょうの商品名です。

おすすめレシピ  らっきょうと豚肉の組み合わせは、豚肉のビタミンB1の吸収をらっきょうの硫化アリルが高めるので、疲れや食欲不振の予防に有効に働き、筋肉痛や腰痛の予防にも効果が期待できます。にらをプラスすることでさらに効果を高めます。豆腐には血液をサラサラにするサポニンが多く含まれ、カツオ節には健脳効果の高いDHAが豊富に含まれています。

ビタミンB1の吸収が高まり、疲れや食欲不振を予防する
らっきょうチャンプルー

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●材料(2人分)
生らっきょう 50g  豚肉 100g
木綿豆腐 1/2丁
にら 3本  かつおぶし 5g


<作り方>
① らっきょうは皮をむき、根を切り落とし、薄切りに。
② 豚肉は食べやすい大きさに切る。
③ 豆腐は水切りする。
④ にらは2~3cmの長さに切る。
⑤ フライパンに油大さじ1を熱し、手で崩した豆腐を入れて炒め、表面に焼き色がついたら取り出しておく。
⑥ ⑤に油大さじ1を加えて熱し、豚肉を入れて炒め、火が通ったら⑤、らっきょう、にら、かつおぶしを加えて炒める。
⑦ 塩、しょうゆで味を調える。


住まいの中での化学物質を原因とする室内空気汚染による様々な健康障害を総称して、「シックハウス症候群」と呼びます。
主な症状としては、頭痛、喉の痛み、眼の痛み、鼻炎、嘔吐、呼吸器障害、めまい、皮膚炎などがあげられています。
住宅建材から発生する揮発性の化学物質(VOC)やダニやカビなどの「ハウスダスト」によるアレルゲンが原因と言われていますが、まだ明確には解明されていません。
住まいにおける安全性は、自分自身や家族の健康に直接関係する重大な問題です。
住まいの主人公である私たち自身も、「シックハウス」や同じく住環境に関連して問題となっている「カビやダニによるアレルギー」についての知識を身につけ、『健康で安全な住まいを確保する』という取り組みを行っていく必要があるのではないでしょうか。

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◎十分な換気で空気を清潔に
室内に汚染物質がたまらないようにとにかく積極的に換気することが重要です。
ガスコンロや湯沸かし器などの利用時にも二酸化炭素が発生しています。必ず換気扇をまわしましょう。 冷暖房をしているときは、最低1時間に1回は5分程度窓を開け、空気の入れ換えを行いましょう。

◎快適な室内環境
【温度】
冬の適温の目安は20℃、夏の適温の目安は28℃です。 快適と感じる温度には、男女、年齢によって個人差があり、若者は低め、年配の方は高めを心地よく感じる傾向にあります。また、男性に比べると女性は1~2℃高めを心地よく感じる傾向にあります。

【湿度】
快適な湿度の範囲は40%~60%。湿度が低すぎると喉や皮膚などの乾燥をおこしたり風邪をひきやすくなります。また湿度が高すぎるとハウスダストの原因となるダニやカビの繁殖を助けることになるため、適度な湿度を保つよう気をつけましょう。

◎「ハウスダスト」の原因を除去する
■布団やシーツはこまめに洗濯する。
■掃除機の中のごみはためずに、こまめに捨てる。
■アレルギーの人は、お掃除後やふとんを敷いた直後のお部屋にはしばらく入らない。
■空気清浄機などで細かいほこりを除去する工夫を。
■ホコリやダニのたまりやすいじゅうたんは避ける。フローリングは拭き掃除する。


食べ合わせ

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冷やっこには何をのせますか?
ネギ、生姜、カツオ節が定番ですね。
カツオ節の役割は?豆腐もカツオ節もたんぱく質を豊富に含んでいます。全部で8種類もあります。

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豆腐にはフェニルアラニン、トリプトファンが豊富に含まれていますが、リジン、メチオニンが不足しています。でも、カツオ節には、リジン、メチオニンが豊富に含まれています。豆腐とカツオ節は、お互いに足りない所を補っているのでとても良い組み合わせです。又この組み合わせにはもうひとつ利点があります。それはカツオ節に含まれているビタミンDが豆腐に含まれている豊富なカルシウムの吸収を助けます。カルシウムはそのままでは吸収が悪いのですが、ビタミンDの助けを借りると20倍も吸収がよくなるそうです。このごろ暑くなってきたので冷やっこも恋しくなりましたね。

急速に増える認知症

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最近のことですが、ごく親しい人が認知症にかかりました。7,8年前から徐々に症状は表れましたが、去年の秋頃から、私の事もわからなくなり、去年の暮れから入院していましたが、先月亡くなりました。穏やかな顔で召されたのが何よりの救いでした。原因ははっきりしないけれど老衰ではないでしょうか。他人事と思っていた認知症が親しい人に起こると他人事ではなくなるということは、はなはだ身勝手な事だとおもうけれど、実感としてそう感じました。

20002年の調査で認知症の高齢者は全国で149万人でしたが、2015年には250万人になるだろうと予測されています。なんと日本の人口比からいえば100人に2人の割合です。正しく高齢化問題の一つではないでしょうか。
認知症の兆候としては、朝から何回も「今日は何日?」と聞いたり、会社を退職したのに、服を着替えて会社に「行ってきます。」と朝出かけようとしたり、モノの名前が思い出せなくて、「あれ、これ、それ」という言葉がつい出てきたりする、等々があげられますがこれらは初期の段階だそうです。最初に忘れるのが、昨日、一昨日あたりのこと、いわゆる短期記憶というものです。次に今聞いたこと、即時記憶を忘れるようになります。かなり長くたってから、長期記憶も忘れていきます。最後が生まれた時の事、生年月日を忘れます。性格が穏やかで怒ったことのない方が怒り出したりすることもあります。
一番よく起こるのが「通帳を盗られた」ということ。自分で通帳を隠して、そのことを忘れてしまうためです。

また、認知症になるとテレビで連続ドラマを見るのが面倒くさくなります。ストーリーを覚えていられなくなるからです。スポーツ番組など一発勝負の番組を好むようになります。またフラッと外へあてもなく徘徊することもあります。住所を聞かれると、今、住んでいる所ではなく生まれ育った家の住所を言ってしまったりすることがあるそうです。ですから、上着のポケットに住所を書いた紙を入れておくというのも一つの有効な方法です。
そんな症状が出たらどう対処すればよいのでしょう。それは、その人の言ったことを頭から否定せずにいったん受け入れてから何回もまじめに答えることなのだそうです。退職して会社へ行くと言い出しても「あら、あなた昨日、明日は会社が休みだとおっしゃっていたじゃないの、ゆっくりすれば」と言えば、「ああ、そうだったな」と気軽に引っ込んでくれるようです。また、○○○が無くなった。ということに対しても「そう、それなら一緒に探しましょう」と言ってあげてそうするのです。探すと見つかるのですが、すぐそのことを言ってはいけません。元の引き出しに戻すなどして、自分で見つけられるようにしてあげるのです。そして、「自分で見つけられて良かったね」とほめることが大切だそうです。

脳の神経細胞は140億個あって20~30才になると細胞が全て成熟します。しかし40才を過ぎると少しずつ死んでゆく細胞がでてきて、80才で8割が残っている状態になるのだそうです。従って10できたことが8になるのは正常なことなのです。しかし、頭を上手に使っていると脳の縮み方が穏やかになるようです。脳への快適刺激を与えることです。ゴルフをしかり、絵を描くことしかり、楽器を演奏することしかりです。そして人との交流があることが大事です。

それと財産管理のことですが、認知症と認定された人の遺言は無効になりますので気をつけて下さい。それから、認知症の方の世話をなさった。という方には特別寄与分ということがありますので、そのことを主張されたらいいと思います。本来は、協議でやるのですが、駄目なら家庭裁判所を活用されればいいと思います。

いずれにしろ認知症も早期発見と知療が一番大切です。殊に認知症ではない、紛らわしい病患で放っておきますと認知症になることもありますのでしっかり診断を受けることです。重くなっても出来る限りデイサービス等を利用して家族がお世話することが一番いいのですが、いよいよ限界がきたら、悪いことだと思わないで施設に入れるような形のサービスも使ったらいいのではないでしょうか。

(医学博士  大國 美智子氏談より)