住まいの中での化学物質を原因とする室内空気汚染による様々な健康障害を総称して、「シックハウス症候群」と呼びます。
主な症状としては、頭痛、喉の痛み、眼の痛み、鼻炎、嘔吐、呼吸器障害、めまい、皮膚炎などがあげられています。
住宅建材から発生する揮発性の化学物質(VOC)やダニやカビなどの「ハウスダスト」によるアレルゲンが原因と言われていますが、まだ明確には解明されていません。
住まいにおける安全性は、自分自身や家族の健康に直接関係する重大な問題です。
住まいの主人公である私たち自身も、「シックハウス」や同じく住環境に関連して問題となっている「カビやダニによるアレルギー」についての知識を身につけ、『健康で安全な住まいを確保する』という取り組みを行っていく必要があるのではないでしょうか。

◎十分な換気で空気を清潔に
室内に汚染物質がたまらないようにとにかく積極的に換気することが重要です。
ガスコンロや湯沸かし器などの利用時にも二酸化炭素が発生しています。必ず換気扇をまわしましょう。 冷暖房をしているときは、最低1時間に1回は5分程度窓を開け、空気の入れ換えを行いましょう。
◎快適な室内環境
【温度】
冬の適温の目安は20℃、夏の適温の目安は28℃です。 快適と感じる温度には、男女、年齢によって個人差があり、若者は低め、年配の方は高めを心地よく感じる傾向にあります。また、男性に比べると女性は1~2℃高めを心地よく感じる傾向にあります。
【湿度】
快適な湿度の範囲は40%~60%。湿度が低すぎると喉や皮膚などの乾燥をおこしたり風邪をひきやすくなります。また湿度が高すぎるとハウスダストの原因となるダニやカビの繁殖を助けることになるため、適度な湿度を保つよう気をつけましょう。
◎「ハウスダスト」の原因を除去する
■布団やシーツはこまめに洗濯する。
■掃除機の中のごみはためずに、こまめに捨てる。
■アレルギーの人は、お掃除後やふとんを敷いた直後のお部屋にはしばらく入らない。
■空気清浄機などで細かいほこりを除去する工夫を。
■ホコリやダニのたまりやすいじゅうたんは避ける。フローリングは拭き掃除する。

